光害地で星雲・星団の探訪３２

月明かりを避けるため１月２日は早起きして、春の銀河に望遠鏡を向けてみました。風もなく、透明度も非常に良かったのですが非常に寒かったです。それなのに、久しぶりのためでしょうか最初の銀河を導入するのにかなりの時間がかかってしまいました。極寒の中で、星図と見比べての作業はかなりの苦行でしたが、なんとか銀河を捉えることができました。
NGC2903の銀河は、見えたような気もしましたが確信がもてなかったので、見えていない判定としました。眼視で見るのも久しぶりなので、もしかすると観測能力も下がってしまったのかもしれません。

光害地で星雲・星団確認数　　１５１　（２０１５年１２月～）
内訳：双眼鏡で確認５６、望遠鏡で確認８５、写真で確認１５１

NGC2683 銀河
赤経 08h52m42.2s 赤緯 +33ﾟ25'18" (J2000) 光度 9.7等 視直径 9.3'

2023/01/02 04h02m～ 200mmF4 f/8 ISO1600 86秒＋87秒 ﾄﾘﾐﾝｸﾞ画角2°
*写真で確認。
透明度が良い好条件で、確認を望遠鏡で試みたが見えない。


NGC3245 銀河
赤経 10h27m18.0s 赤緯 +28ﾟ30'00" (J2000) 光度 10.8等 視直径 3.2'

2023/01/02 04h25m～ 200mmF4 f/8 ISO1600 90秒＋91秒 ﾄﾘﾐﾝｸﾞ画角2°
*写真で確認。
見えない、写真でぼんやりと恒星状に写る。


NGC2903 銀河
赤経 09h32m10.4s 赤緯 +21ﾟ29'56" (J2000) 光度 8.9等 視直径 12.6'

2023/01/02 04h38m～ 200mmF4 f/8 ISO1600 90秒＋91秒 ﾄﾘﾐﾝｸﾞ画角2°
*写真で確認。
そらし目で、淡く見えたような気がしたが確信がもてない。