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光害地で天体撮影8(NGC1499カリフォルニア星雲) [天体観測]

前回の、撮影システムでカリフォルニア星雲を撮影してみました。
無改造のカメラでも、赤い散光星雲が写るようになり、撮影対象が増えた事は喜ばしいです。
ペルセウス座の46番は光度 3.98等なので、VR3X-Ⅱのフィルターで撮影するとゴーストの出現は疑いようもありませんが、対策しようがなく諦めて撮影しました。

NGC1499 散光星雲 (カリフォルニア星雲)
赤経 04h00m42.0s 赤緯 +36゚37'00" (J2000) 視直径 145.0'
blog0420z.jpg
2022/02/27 20h12m~
Nikon D50 Ai Nikkor 135mm F2.8S(絞り開放)
VR3X-ⅡFilter
ISO1600 30秒×70枚(総露出35分) トリミング画角10.0°

70枚の撮影後に、赤緯クランプがされていない事に気付き、大変焦りましたが、短時間露光で望遠鏡のバランスもとれていた事もあり、星が幸い流れていませんでした。
北西に位置するゴルフ練習場の照明カブリもあり、フラット補正もあまり上手く出来ていないようですが、赤い星雲は写り存在を確認する事ができました。ネットで調べてみても、どうやら光害地のフラット補正自体が難しい事のようです。

そして予想通り、ペルセウス座の46番の対称の位置に前回より盛大なゴーストが出現しました。あまり、レタッチしたくない派なのですが、すでに本来ないものが写っているのだから、消すことにそれほど躊躇する事もないかなと思い直し、フリーソフトの「Gimp」でレタッチして消してしまいました。


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