中央アルプス・空木岳７月２０日

２時３０分起床、簡単な朝食を済ませテントを撤収し３時に出発しました。あたりはまだ真っ暗で月明かりとヘッドライトが頼りです。
中岳を越えるといきなり今回の縦走路の核心部の宝剣岳で、暗闇の中、クサリ場の続く岩場を進むのは嫌な感じです。途中、眼下に吸い込まれそうな深い谷があり、恐ろしかったです。ひとりということが恐怖を倍増しているように感じました。



宝剣岳を何とか越え、極楽平あたりで日の出を迎えました。荘厳な山でのご来光はいつ見ても素晴らしいです。




空木岳へ向かう明るい稜線の歩きはとても気持ちいいです。檜尾岳、熊沢岳と越えていきます。
遠く、残雪を抱えた御獄山が眺望できました。



どうやら梅雨があけたようですね、夏山最高～。２００８年の夏を満喫してるって感じです。



東川岳より、空木岳の全容が間近に見えました。立派な山容です、まさに名山。



木曽殿越からはかなりの急登となり、かなりバテてきました。そしてようやく上部のハシゴやクサリ場のある岩稜帯を越えると、白砂と巨岩がちりばめられた山頂に着きました。
ガスってきて眺望があまり楽しめませんでしたが、以前より憧れていた中央アルプスの空木岳に登れて正直嬉しかったです。



下山は眼下の池山尾根を下りました。
下山はいつになく本当にバテバテで、駒ヶ根高原の駐車場に着いたのは１８時３０でした。どおりで計算してみると実に今日の行動時間は驚きの１５時間３０分で、ちょっと無計画過ぎました。反省。

コメント 2

木曽駒、空木ほとんど一日で縦走お疲れ様です。
剣客じゃなかった健脚で羨ましい～

by CARRERA (2008-07-28 22:28) 

うわぁ～　美しい！
こんな場所までとは言わないけれど
少し高い山に登って、星見たいです。
by jewel (2009-01-24 11:51)