厳冬期の赤岳12月29日 [山行記]
192時間・・・、1ヶ月の定時間外労働時間です。考えられませんこの状況!ここ3ヶ月で、日曜日に休めたのが一日、毎日が深夜に及ぶ残業、それでも溜まる仕事・・・。当然、年末の連休も出勤しなければならない状況でしたが、やってられません!職務放棄で、厳冬期の八ヶ岳主峰、赤岳に登ることにしました。
いきなり愚痴をこぼしてしまいましたが、一人で厳冬期の山をのぼらなければおさまりのつかない何かが、私のなかにあるのです。
美濃戸口から今日の幕営地の行者小屋に向かいました。天気はあまり良くないようで、赤岳山荘付近から阿弥陀岳は見えませんでした。美濃戸山荘で、お茶をご馳走になり、そこから南沢のコースをとりました。
テントを担いでいるせいか、久しぶりの山行のせいか判りませんが、行者小屋までかなりバテました。白河原付近を通過したころから天気が回復してきたようで行者小屋に着いた時は赤岳から横岳が一望できました。
稜線は雪煙が舞っていて風が強そうです。この日、地蔵ノ頭付近で退き返された方もいるようです。雪の量も例年より多いようで、明日、登れるか不安です。
テントを張り中に入ると、暖かく感じました。でも、温度計をみると-11℃です。外気温-16℃との温度差と風を受けないことによるもののようです。早めに夕食を摂り、就寝しました。
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