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光害地で星雲・星団の探訪25 [天体観測]

5月11日、快晴で風もない、でも今回も春霞で残念ながらとても透明度がわるい。
少しでも、光害を避けるため、天頂付近の春の銀河を中心に、望遠鏡を向けてみた。
ある程度倍率をあげて(ケルナー9mmで56倍)みると意外とM94の銀河はよく見えた。
常識とは逆に倍率をあげると、バックグラウンドが減光するので天体とのコントラストが良くなるみたい。今更だけど光害対策としてこの方法を活用していこうと思います。(それでも、結局ほかの3つの銀河は見えなかったけど・・・。)

光害地で星雲・星団確認数  102 (2015年12月~)
内訳:双眼鏡で確認35、望遠鏡で確認53、写真で確認102

M94 (NGC4736) 銀河
赤経 12h50m52.7s 赤緯 +41゚07'09" (J2000) 光度 8.2等 視直径 11.0'
blog0341.jpg
2020/05/11 20h53m~ 200mmF4 f/8 ISO1600 64秒+67秒 トリミング画角2°
*65mm望遠鏡、写真で確認。
倍率をあげてみると、明るくぼんやりとした少し楕円で恒星状に確認できる。


M63 (NGC5055) 銀河
赤経 13h15m49.9s 赤緯 +42゚01'45" (J2000) 光度 8.6等 視直径 12.3'
blog0342.jpg
2020/05/11 21h03m~ 200mmF4 f/8 ISO1600 63秒+62秒 トリミング画角2°
*写真で確認。
写真で、淡く楕円の星雲状として確認できる。


M51 (NGC5194,NGC5195) 銀河 (子持ち銀河)
赤経 13h29m54.0s 赤緯 +47゚12'00" (J2000) 光度 8.4等 視直径 11.0'
blog0343.jpg
2020/05/11 21h18m~ 200mmF4 f/8 ISO1600 64秒+61秒 トリミング画角2°
*写真で確認。
見えない。写真で、それぞれ大小に明るい中心部とまわりが淡く星雲状に写る。


M101 (NGC5457) 銀河 (回転花火銀河)
赤経 14h03m12.0s 赤緯 +54゚21'00" (J2000) 光度 7.7等 視直径 26.9'
blog0344.jpg
2020/05/11 21h35m~ 200mmF4 f/8 ISO1600 66秒+64秒 トリミング画角2°
*写真で確認。
写真で、非常に淡いが、渦巻きの腕が2本確認できる。


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